ノミの代表的な被害と言えば激しいかゆみ、ダニによって引き起される被害は皮膚炎、
貧血などですが、実は他にも色々な病気を起こすことをご存知でしょうか?最近ニュース
でも話題になったSFTS(重症熱性血小板減少症候群)もその一つです。
ノミによる被害
1.かゆみ
ノミが体中を動き回ることで激しいかゆみを伴う
2.貧血
子犬に大量寄生した場合
3.ノミアレルギー性皮膚炎
ノミの吸血時に犬体内に入る唾液成分が原因でアレルギー反応が起こり、
激しいかゆみ、湿疹、脱毛が起こる
4.瓜実条虫
いわゆるサナダムシで、犬がグルーミングなどで瓜実条虫を持つノミを
食べてしまうことにより小腸に寄生する
ダニによる被害
1.貧血
ダニの吸血
2.皮膚炎
ダニの吸血
3.犬バベシア症
バベシア原虫が赤血球に寄生し、それを破壊。貧血、黄疸などを起こす。
4.ライム病
ダニから犬(発熱、食欲不振)、人(神経症状、関節炎)にも感染
5.SFTS(重症熱性血小板減少症候群)
人がマダニに咬まれることで、マダニが保有するSFTSウイルスに感染する。
のではないのでしょうか?あなたの愛犬を
これらの病気から守るためにも、しっかり
ノミ・ダニの予防・駆除をしてあげましょう。
獣医師・伊礼
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