一般身体検査
視診:視診では目でワンちゃんを見ることによって、視覚的に分かることがないか、
確認します。口や目の粘膜色、皮膚に湿疹がないかなどを検査します。
触診:触診ではワンちゃんを手指で触れることによって、触覚的に分かることが
聴診:聴診では聴診器を使ってワンちゃんの心音、腸の動く音などを検査します。
その他:体重、体温測定
血液検査
血液検査では肝臓の機能、腎臓の機能、血糖値、貧血はないかなどが分かり
尿検査
尿沈さ:尿を遠心分離して、尿中の細胞成分を観察します。たとえば血尿が
以上、今回は健康診断の各項目についてお話しました。このように、一度の
触診:触診ではワンちゃんを手指で触れることによって、触覚的に分かることが
ないか、確認します。皮膚に出来物がないか、また、お腹の中の方を
外側から触って異常はないかなども見ます。
聴診:聴診では聴診器を使ってワンちゃんの心音、腸の動く音などを検査します。
その他:体重、体温測定
血液検査
血液検査では肝臓の機能、腎臓の機能、血糖値、貧血はないかなどが分かり
ます。たとえば腎臓が悪くなるとBUN(血中尿素窒素)という腎臓の機能を
表す数値が上がってきます。
また、パルボウィルス感染症にかかってないかどうかも調べます。
尿検査
尿沈さ:尿を遠心分離して、尿中の細胞成分を観察します。たとえば血尿が
あると赤血球、腎臓に異常が起こると腎臓の細胞が剥がれて尿沈さ
中に見えてきます。
尿試験紙検査:昔習ったリトマス試験紙のようなものを使って尿のpH、尿糖、
体脂肪率を測定します。肥満ではないか、やせすぎではないか分かります。
ワンコも人と一緒です。ワンちゃんたちの平均は25%
以上、今回は健康診断の各項目についてお話しました。このように、一度の
健康診断でいろんなことが分かってきますし、もしも、症状として現れていなくても
異常があれば、悪くなる前に気づくこともあるかもしれません。みなさんの愛犬たちも
健康診断で細かく、今まで以上に奥深く検査してもらってみてはいかがでしょうか。
獣医師・伊礼
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